月別アーカイブ: 2017年12月

減薬

減薬

インターネットでトピックスを追っていたら、写真の様な記事に出会いました。医療費増大の本体は薬剤費です。国が主導して薬の処方に制限をかけたいとの意図です。

これは相当に難しいでしょう。現在の医療に関する、制度面、学術面、既得権に真っ向から逆らうことになるからです。

医療が進歩すれば 新しい薬が創出されるのは必然です。良い薬ができれば、使いたい、使って欲しいというのは人情です。

内科、整形外科、耳鼻科にかかっている患者さんがそれぞれから薬をもらっている場合、誰が処方のイニシアチブを取るのでしょうか?各科主治医間に権限の格差をつけることになってしまいます。

内科の中ですら専門が分かれるのに、一人の医師が全てを責任を持って診れるのでしょうか?

こう考えると相当な困難が予想されます。果たして思惑は実現されるのでしょうか?

クリスマス例会

クリスマス例会

昨夜は、ライオンズクラブの結成記念クリスマス例会でした。ライオンズクラブは、月に2回集まり、社会奉仕活動の企画をしたり親睦を深める任意の団体です。会社の社長が主なメンバーで、社会における礼節も求められます。

毎年この時期になると会員だけでなく、家族も招待してもてなします。日頃の活動を知ってもらい家庭内で支援してもらっていることへの感謝を現します。

ホテルで食事をいただきながら、余興を楽しんだりプレゼントをいただいたりしました。

診療を通じて家族の大切さを実感していて、この様な会に妻子孫が参加できるメンバーに敬意を抱きます。

ストレスチェック

ストレスチェック

2年ほど前から、50人以上が勤務する事業所では、従業員のストレス状況を調査するように義務付けられました。

結果は、本人と嘱託(あるいは専属)の産業医に報告され、事業主には通知されません。個人情報保護の観点からだと思います。

ストレスは人間関係から発生します。事業主を外して職場の人間関係の改善はあり得ません。意図は理解できるのですが、実効性のない手続きのように思います。

滋賀県の電子機器製造メーカーの専属産業医として勤務している先輩に尋ねますと、どのように対処していいか困っているとのことでした。

産業衛生の専門家からの発案のようで、現場を知らない専門家が思いつきで言うものだから迷惑である、のようなことを先輩はおっしゃっていました。

理屈から考えても運用に無理があると思います。それが法制化されているので大変迷惑です。以前の制度に戻して、今一度より実効的でわかりやす調査の指示をいただきたいと思います。

内科医の技量

内科医の技量

大学病院で研修を始めた際、韓国から留学していた厳先生の指導を受けました。優秀かつ熱血漢で、大変よく面倒を見ていただきました。

病気の診断と治療のエッセンスをまとめた、ワシントンマニュアルというハンドブックがあります。患者さんの診療がひと段落つくと、この本の輪読をしました。

初回に、「内科医の実力はよくある症状に上手に対応できるかだ」とおっしゃられたのを印象深く覚えています。当時、先生ご自身が、その様な見解に達した様でした。

眠れない、痛い、熱がある、痒い、便秘、食欲がない、等々もしかしたら重篤な病気の初期かもしれないし、はっきりした病気が存在しないかもしれません。この様な時に最善の対処ができる医師が優秀です。

最近、25年前の研修医時代に感得した場面をふと思い出しました。

不妊

不妊

がんのような治らない病気とともに、不妊に関する悩みも深いものがあります。手立てが見つからない広範かつ深刻な健康問題に直面すると、なんとかしてあげたいとの思いがむくむくとこみ上げてきます。

今日は音調装置でお世話になっている会社の会長がわざわざお見えになりました。いろいろお尋ねしているうちに、この装置が不妊治療にも効果があると教えていただきました。卵子が元気になり精子の運動率も増えるそうです。

不妊治療は専門外であり、すぐには取り組めませんが、いずれ機会があれば扱ってみたいテーマです。